約束の日 安倍晋三試論


現職の総理大臣について、勉強したいと思ったのは初めての経験でした。
戦後レジームからの脱却という大目標を掲げていたことに、恥ずかしながらこの本を読むまで知りませんでした。

第一次安倍内閣の誕生から辞任まで、マスコミが伝えなかった政権の有り様を見ることができます。
それを妨害するマスコミの姿も。
安部総理自身に攻めるところがないとみると、閣僚をのあら探しをし、選任責任を問うのは常套手段となりました。

何度も報道されたので今でも覚えていますが、不明朗な事務所経費を野党に指摘されて、「ナントカ還元水」の費用だと答弁する松岡農水大臣はその後、議員会館で首を吊った状態で発見されました。苛烈な報道を苦にして自殺したものと見られています。

一読の価値は充分ありました。
今後の安倍内閣をまた違った角度から見ることができそうです。とりわけ朝日新聞の報道には気をつけないとなあ。

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